2014年9月13日土曜日

須田一政「Life in Flower」@Miyako Yoshinaga

画像はMIyako Yoshinagaウエブサイトからお借りした ©Issei Suda
須田一政は70年代に『風姿花伝』で日本写真家協会新人賞を取って以来、いままでずっと
現役の写真家。昨年は東京都写真美術館で「凪の平」というタイトルの個展を開催した。
残念ながら私は見ていないのだが・・。

スタイルはストリートフォトグラフィー。普通の人のポートレートや普通の風景を普通
に撮る。結果、視覚的に陰影のある風景や人物が浮かび上がる。
そしてそれらは、現実というよりは、心の中に描き出される風景や人の姿になっている。

27丁目のMiyako Yoshinagaで始まった須田一政の展覧会は、「風姿花伝」と
「わが東京 100」からのプリントが24枚並ぶ。みやこさんの画廊は現代美術の画廊
だが、最近は写真も多くとりあげ、昨年の細江英公展もなかなかよかった。

今回のシリーズは70年代に撮影した写真だから、どことなくノスタルジックでもある。
もうこんな感じ(顔、髪型、洋服)の人に出会うのはむつかしいかもしれない、
と思いながら写真を見た。

そして、プリント(モノクロ)がきれいだ。写真はすべて正方形にトリミングされており、
サイズは2種類ーーーと思ってカタログを見たら、サイズはまったく同じではなく、
ほんの少しずつ違っているのだった・・・。

一番多いのは9x9で、これはインチだから22.86 センチ四方。
(写真によっては8x8 というのもあるし、8 5/8 x  8 5/16というのもある。笑。
インチはとっても不便・・・)
そして、これよりひとまわり小さい6 x6 (15.24 四方)インチの写真がまた面白い。
最近は大きなサイズの写真が多いから、こんな小さなサイズの写真に、
かえって豊かな世界がひろがっている、と思った。

詳しくはこちらへ。
http://miyakoyoshinaga.com/