2015年8月30日日曜日

イングリッド・バーグマン生誕100周年

イングリッド・バーグマンは1915年の今日(8月29日)生まれた。だから今年は
生誕100周年にあたり、ニューヨークではMOMAとBAMが、記念のイベントを
組んでいる。彼女は、1982年の8月29日に亡くなった。原因はガンだが、
なんと誕生日と同じ日に死んだことになるわけだ。

MOMAでは、映画部門が今日からバーグマンの映画をずっと見せていく。
今日のオープニングには、「カサブランカ」(やっぱり!)で、娘(最初の結婚
でできたピア・リンドストロームと二度目の結婚での娘イザベラ・ロッセリーニ)
二人の挨拶がある。
https://www.moma.org/visit/calendar/films/1592#related_screenings
 9月10日まで。


 MOMAは、映画だけを見せていくというものだが、
これよりもう少し規模が大きいのがBAM(ブルックリン・アカデミー・オブ・
ミュージック)で、9月12日に、イザベラ・ロッセリーニとジェレミー・アイアンズ
が、手紙の朗読やインタビュー、ヴィデオやこれまで公開されたことのないプライ
ベートな映像を組み合わせて、バーグマンの一生を構成して見せる。

こちらには行ってみたいと思っている。

バーグマンは映画監督のロベルト・ロッセリーニと恋愛関係になるが、ふたりとも既婚者
だったため、大スキャンダルとなって、一時的にハリウッドを離れなければならなかった。
大成功した「カサブランカ」は1942年、ヒチコックの映画も1940年代の後半だが、
ロッセリーニとの恋愛はその後の50年代の前半だから、バーグマンとしては黄金時代だっ
たわけだが、ハリウッドは当時とても保守的だったようだ。
52年にふたりは結婚するが、結局 57年に離婚している。

私にとってはベルイマン監督の「秋のソナタ」(1978年)が印象深かった。
昔捨てた娘(リヴ・ウルマンが演じる)に会いに行くピアニストを演じるのだが、
バーグマン自身、最初の結婚の娘、ピア・リンドストローム(スウェーデンでは有名な
女優)とは長い間音信がなかったから、自伝的な要素がある映画といってもいいだろう。
リヴ・ウルマンは怖い女優(ベルイマンの映画で怖い役ばかりやっていたから)
という印象があって、この映画ではそれと違う側面を見せてくれたという印象があるが、
細かい点は覚えていないので改めて見てみたい映画でだ。
http://www.bam.org/film/2015/ingrid-bergman

ところで、ベルイマン監督の名前はIngmar Bergmanで、こちらも英語ではバーグマンと
発音する。要するに、ふたりは同じ苗字なのだ。親戚でもなんでもないけれど。

 映画のラインアップを見ると、随分幅広い映画に出演していることがわかる。
最近では、写真家のロバート・キャパと一時恋愛関係にあったことも知られるようになって
いる。