2015年10月1日木曜日

マッカーサー財団の"天才賞”発表

毎年マッカーサー財団(John D and Catherine T. MacArthur Foundation)
が各分野の逸材をピックアップして、マッカーサー・フェローとして
無条件の賞金62万5000ドル(約7400万円)を与えるプログラム、
今年も発表になった。

この賞は、(ノーベル賞と違って)前評判というものが一切ない。
その選択プロセスは一切外部にもれない。
そして突然本人に電話がかかってくる。電話を受けた人たちはみんな
最初は寄付の勧誘か電話会社のセールスコールだと思って、切ろうとする
らしい。(笑)賞金(正確にはグラント)はどのように使ってもいい。
私はそれで家を買った人を知っている。

基本的に受賞する人は、将来にポテンシャルがある人、そして仕事内容が
ユニークであるということで、まだ名声が確立されていない人が多いのだが、
過去にも、今回も例外はある。
スーザン・ソンタブなんて、結構年齢が高くなってからもらっている.

ジャズの分野では昨年はスティーブ・コールマン(サックス奏者)
がもらったが彼も長年のベテラン。その前の年はヴィージェイ・アイヤーだった。
この人はまだ若いが天才としか言いようがない。アーティストのタラ・ドノバン、
作家ジュノ・ディアス、などなど。科学者、活動家、慈善事業家など
人選は多岐にわたっている。

今年のメンバーの中には、ここでも書いたミュージカル「ハミルトン」
の脚本・作曲・主演のリン=マニュエル・ミランダ がはいっている。
あと画家のニコル・アイゼンマンも比較的知られている人だ。アート
畑では 舞台装置のデザイナー、中国系のミミ・リエン、ダンサーの
ミシェル・ドランス、写真家のラトーや・ルビー・フレージャなど。

あとは医薬品企業のサステイナビリティを提唱する活動をしている人や
ガン治療専門の分子生物学者、障害のある子供用が使えるローテクな
家具のデザイナーなどなど。詳しくはこちらを
https://www.macfound.org/fellows/class/2015/

 いつも関心するのは、受賞者を紹介するビデオが上手に作ってある点だ。

というわけでリン=マニュエル・ミランダと、家具デザイナーのアレックス。
トルーズデールを貼り付けておきます。上のリンクへ行くと全員のビデオが
見られます。