2016年6月16日木曜日

「Hamilton」トニー賞11個を獲得。

日曜日(12日)はトニー賞授賞式。自宅から近いビーコン劇場で行われたけれど、
私は留守していたので、やっとビデオで式全体を見た所。
前日に起こったフロリダの乱射事件が影を落として、スピーチではその事件に言及
したものが多かった。

お目当ての「Hamilton」はトニー賞16部門にノミネートされていたが、獲得した
のは11個だった。ミュージカル部門主演男優賞などは、ハミルトン出演者2名が
ノミネートされていたので16個全部を取るのは不可能だったのだけれど・・。
これまで一つのミュージカルで獲得した賞の最大数が12個(2001年の「Producers」)
だったから、残念ながら記録を作ることはできなかった。

下はオバマ大統領夫妻がイントロで登場するという破格の扱いの「Hamilton」の
トニー賞授賞式でのパフォーマンス。
 注目すべきは、ヨークタウンの戦いのシーンでダンサーたちの両手がなんとなく
手持ちぶさたな点で、それは本来なら銃(もちろん本物ではないが)
を持って踊る振り付けなのに、それを急に止めたから。
よく見ると、それがわかる。もちろん、フロリダ乱射事件への配慮からだ。


 ブロードウェイの歴史を変えたともいわれるこのミュージカルだが、
問題は、あまりの人気でチケットが入手できないことだ。
現在、Hamiltonのサイトに行っても、1年先のチケットですら入手できない。
ほんの少し出るキャンセルのチケットは2000ドルを越える値段(1枚ですよ)
で売られている。毎日キャンセル目当てに長時間並んでいる人もいる。
テントを立てたり、椅子を持って来て並んでいる業者に雇われた人たちも
いるらしい。

唯一の望みは即日売りされる10ドルのロータリー
(くじ引き)のチケットで、水曜以外は、ウエブサイトで申し込んで
当たるとメールで連絡がくるというデジタルくじ引きで、
あたったら1時間以内に切符を取りに行くというもの。
(水曜だけはデジタルではなくて、12時に劇場へ行ってくじ引きに
参加すると12時半に結果が出るというもの)

21人に当たる。その幸運な21人のひとりになってみたい。

 私の知り合いには毎日くじ引きに応募している人もいる。
私は非常に幸運なことに、ブロードウェイで始まる前にチケットを
買ったので、見る事ができた。

売り出されたチケットがすぐになくなるのは再販業者がコンピュータを
使ってたちまちのうちに買ってしまうから、という批判もされている。

 リン・マニュエル・ミランダが出演するのは7月までだそう。
彼はいまHamilton映画編の製作にかかっているし、地方巡業もはじまるというから、
その内に熱も冷めるのだろうが、もう一度観たいものです。

今シーズンは「Hamilton」だけでなく「King and I」(終わってから渡辺謙さんと
一緒に 写真撮影もしてもらった ♡)、「Allegiance」 (ジョージ・タケイが
プロデュース・出演した日系人キャンプのミュージカル)など、
結構生ものを見ました・・。
 あっそうだ、カーネギーホールでの海老蔵公演も見たっけ。
これは8割が日本人〈日本からも大勢見に来ていた)という不思議な公演でした。

夏にはリンカーンセンターでの宝塚公演のミュージカル「Chicago」もあるので
楽しみにしている。