2017年6月16日金曜日

ガードナー美術館、盗難絵画報奨金を1000万ドルに値上げ

1990年3月18日に起こったボストンのガードナー美術館盗難事件。
27年の間に、色々なことがわかったが、それでも現在、被害にあった13点の
美術品の行方が全くわからないことには変わりない。

作品発見につながる情報の提供には500万ドルの報奨金が出ることになっていたが、
これが5月下旬に突然1000万(約11億円)ドルに値上げされた。 ただし、今年いっぱい
という条件がついている。

条件付きの報奨金って聞いたことがないけれど、要するに今年の12月31日までに
作品返還につながる情報を提供した人に高額の謝礼が支払われるということだ。
13点で1000万だから、そのうち1点だけの発見に繋がったなら、全額ではなくそれに相当
する謝礼しかもらえない。

これは何を意味しているのだろう? 

4年前、FBIは盗難の犯人が誰だか検討がついている、と発表した。

しかし、現時点で犯人が誰かということには意味がない。
それは1)盗難などの犯罪はすでに公訴時効を過ぎているし、
2)FBIが実行犯としている犯罪者たちはすでに死んでいる、からだ。

すなわち、事件の解決は、作品を取り戻すことにしかない。
しかしそれにも今の所ほぼ手掛かりはない。

今年いっぱいに有効な情報を提供すれば、これまでの2倍の謝礼をもらえる
ということで、考えなおして情報を教えてくれる人(多分犯罪者とその周辺)
はいるのだろうか・・・。

それだけFBIも美術館も必死だということなのだろうが、
うーーん、なかなか難しいように思える。